快適で省エネの生活に必要なエアーヒルの仕組みをご紹介します。
地中熱と床面換気により、驚くべき省エネ効果と空気清浄効果を発揮します。
日本では昔から「室」という貯蔵システムがあります。
深い穴を掘って野菜などを貯蔵するというものです。
また古くは縄文時代の竪穴住居も穴を掘り下げて住まいに利用していました。
地中では一年中、温度が一定に保たれている、それを先人は生きる知恵として知っていたのですね(図参照)。
つまり「地中は、冬は温かく夏は冷たい」。
温故知新!
エアーヒルは、この自然エネルギーを室内に取り込もうというシステムです。
まず、換気扇を思い描いてみてください。多くの人は、頭上にある換気扇を想像したのではないでしょうか?
ハウスダストは床めがけて、ゆっくり落下するため、床に近いほど空気は汚れています。
頭上の換気扇からは比較的キレイな空気しか排気できないのです。
晴れた日に空気の中のホコリが見えて、びっくりしたことはありませんか?
そのホコリを毎日吸い込んで生活しているのです。(喘息や花粉症の原因に…)
そこで発案されたのがこのシステム「エアーヒル」。
「汚れた空気は静かに下から排出しよう」
換気はすべて床面から!という画期的なシステムです。